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PRODUCTS

高強度ケーブル端子カバー

先端衝突強度試験・擦過衝突強度試験で高性能実証

  • 耐電圧試験 AC1000V 1分間
  • 衝突吸収ポリウレタン絶縁アウター
  • 樹脂衝撃樹脂カイダック®
  • 衝撃力拡散用ウレタン樹脂

特長

高強度ケーブル端子カバーの事実

  • 布製の端子カバーは、DC50Vでも80%の湿度で10%の濡れ電圧が生じる事実
  • 端子カバーを二重にかぶせても、必ずしも強度は2倍にならない事実
  • 現在ご使用中の端子カバーは、強度試験・絶縁試験に基づかない驚愕の事実
  • 見た目は正常でも経年劣化がカバーの内部の衝撃吸収材をむしばんでいる事実
  • ご使用中の端子カバーは高衝撃時に小さな穴が開く、または内部の衝撃吸収材が裂けていても、点検する手段がない事実

私たちは、高強度ケーブル端子カバーを開発するにあたり、過去の短絡事故事例や大手数社の現存する二重化端子カバーを調査・試験し、安全性・作業性という観点から全ての問題点をクリアしました。自信をもってお勧めできる短絡防止製品です。

ただし「高強度だから、どんな扱いをしても大丈夫」というのでは、電気技術者としての資質を問われます。熟練の技術者も人間ですから、ヒューマンエラーも無いとは言えません。最大限ハードウェアーで安全をバックアップするのが、本製品の目的です。

裏と表を間違わないで!

本製品EPKKシリーズは、絶縁する圧着端子に対して【裏表】の区別があります。本製品のケーブルの色別キャップが見える【三角形の窓がある側が手前で表】で、圧着端子ではケーブル心線の先端が見える【凹凸の大きい側が手前で表】です。逆に、圧着端子接触面が裏面で、本製品の【三角形の窓が無い側が裏】ですので、差し込み方向を一致するよう装着してください。裏表が逆ですと、マジックテープによる固定が難しくなり、外れる原因ともなりますので、ご注意お願い致します。

アラミド繊維Kevlar®を二重使用

Kevlar®は、防弾チョッキ・クレーン荷揚げの台付けベルト・高速道路橋脚補強などに使用されている最強レベルの繊維です。
インナーにアラミド繊維のKevlar®に樹脂引きを施した帆布を使用することで、擦過時(カギ裂き)の縦糸と横糸のズレを防止します。
この素材は、横面からのオフセット衝突衝撃に対し、短絡(突き抜け)防止に効果を発揮します。(対刃物以外に有効)

縫製糸も溶着強度もハイグレード

二重化されたKevlar®樹脂引き帆布やポリウレタン絶縁シートは、高周波溶着により接合しております。
厳選した高性能溶着機により完全溶着の上、Kevlar®樹脂引き帆布は溶着部の上からKevlar®糸により縫製することで、多くの既存端子カバーでおこる高衝撃時に縫製糸が切れて、縫い目から綻(ほころ)び、口が開く現象を完全防止しました。

最高レベルの機械強度・伸縮性の絶縁素材ポリウレタンシートをアウターに使用

突き刺し試験で『プラスチック低圧用絶縁養生シート(黄色風呂敷状二重化)』と比較すると、五回の試験全てで強度が上回りました。
エラストマーの中で機械強度・伸縮性が最高レベルで、耐衝撃強度が高く、低温や繰り返し屈曲に極めて強い性質です。
-30℃~+120℃まで幅広い使用温度で弾性を保ちます。また、耐摩耗性、耐薬品、耐油、耐オゾン性も良好です。
このような高性能の絶縁シートをケブラー®帆布二重のアウターに使用し、三重化構造にしました。0.4mmの厚さは、衝撃吸収に威力を発揮するばかりでなく、高衝撃に曝された証を「キズ」で残し、再使用防止の効果も持たせました。

高衝撃カイダック®樹脂で先端衝突の衝撃力から短絡を防止!

先端衝突衝撃時の突き抜け防止に、ヘッドケースとしてカイダック®樹脂を最も内部の先端に埋め込みました。br
内部圧着端子からの破壊防止のため、カイダック®ケース内にウレタン樹脂を装着、ピンポイントの衝撃力を分散・吸収します。

交流1000V耐電圧試験済み(1分間)

アウターに使用しているポリウレタンシートは、自社規格により生産ロッド毎に耐電圧試験を実施しております。
従来の布製端子カバーで、高湿度時の絶縁性能の急激な低下による、漏れ電圧・電流を防止できます。

口元には透明の窓があります

ケーブル端末処理後の接続準備段階で、端子カバーを施したままケーブルの極性・相別などの識別ができるよう、ウレタン二重構造の三角窓を設けました。
この窓がある面を、圧着端子の表と同じ面になるように装着して下さい。

狭小作業での圧着端子取り扱い時の短絡防止に最適です

とりわけ狭小作業での着脱時には、先端のカイダック®部分(深さ約20mm)が通過すれば柔らかく、扱いやすく作業性の良い製品です。
三重構造でも薄いため着脱が容易で、先端部に至っては五重構造で、安全性と作業性を両立した短絡防止製品です。

内部構造

実験・試験

衝突実験

強度試験・絶縁試験

先端衝突試験後の325D-12圧着端子です。
山形鋼の刃と直角に衝突した衝撃力で、大きく湾曲しましたが、本製品を装着した圧着端子に、短絡は見られませんでした。
電圧発生器・メモリーハイコーダ三次元加速度計に接続されているノートPC。
落下試験機のスライダーを垂直レールで受け止めるガスダンパーも写っています。
写真上は加速度計が記録した、加速度推移グラフ
端子カバー側面の擦過試験で、角度を与えたバリアーにはステンレスボルトを取り付け、条件をいっそう厳しくする。
落下するケーブル片とバリアー間に電圧を印加するリード線を接続、衝突時短絡の有無を確認

仕様

MODEL C

製品の仕様 二重のマジックテープ留めで脱落防止効果を強化した製品です。
素 材 (インナー)樹脂引きケブラー(R)帆布 二重
(アウター)ポリウレタンシート 一重
(ヘッドケース)カイダック(R)&ウレタン樹脂
厚 さ 0.4mm×三重(カイダック含む先端部最大厚12mm±2mm)
サイズ 38sq~150sq D形圧着端子用 size M
150sq~325sq D形圧着端子用 size L
ピカイエロー、マジックテープ(黒)
耐電圧 交流1000V 1分間(低圧用)

S3Dタイプ(EPK-S3D)

製品の仕様 二重のマジックテープ留めで脱落防止効果を強化した製品です。
素 材 (インナー)樹脂引きケブラー(R)帆布 一重
(アウター)ポリウレタンシート 一重
※(ヘッドケース)は装備しておりません。
サイズ 38sq~100sq D形圧着端子用
ピカイエロー・マジックテープ(黒)
耐電圧 交流1000V 1分間(低圧用)